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生ごみ・ 水中高分解処理装置

メルチャンニュース

*生ごみ処理、食品廃棄物処理に 生ごみ・水中高分解処理装置「メルチャン」

第4回神戸アントレプレナー大賞奨励賞受賞

平成12年1月、神戸商工会議所の「第4回神戸アントレプレナー大賞」において奨励賞を受賞しました。
環境分野における独自の技術力、社会性・独自性が高く評価されました。



「神戸商工だより 2000 JUNE」の紹介記事より 常識を覆した「生ごみ処理装置」の開発


●生ごみの97%を分解


 現在、国内には、250社を超える生ごみ処理装置のメーカーがあるが、そのほとんどがコンポスト(たい肥)方式と呼ばれる湿度調節材(木製チップ類)を用いた処理方法を採用している。しかし、この方法では、処理効率の高い状態に保つ事が難しいうえ、生成物処理などの問題点が多く、必ずしも適切な方法となっていないのが実情である。
 これに対し、エステック(株)代表取締役の西村潔氏は、従来の処理方法とは全く違う画期的な発想の装置を開発した。
 この生ごみ処理装置は、他社が手をつけていなかった下水処理で行われている水中分解方式を応用したものであり、分解液を加えた生ごみをディスポーザーで細かく粉砕し、粉砕した生ごみを酸素量や温度などバクテリアが活動しやすい環境に調整した水槽(分解槽)に投入すると、バクテリアの力で約24時間で投入量の重量比で97%以上を二酸化炭素と水に分解する仕組みになっている。
 この方式だと、投入後約2時間で生ごみの80%を分解できる。また、従来のコンポスト方式と比べ、鳥の骨など固いものやてんぷら油など油性のものも分解処理できるなど処理可能範囲を拡大し、悪臭も発生しないという優れものである。


●小型機の共同開発で新たな展開


 もちろん、この装置の「生みの親」である西村氏が、装置を製品化するまでの道のりは決して平坦なものではなかった。
 同社の本来の業務は船舶やプラントの自動化装置の組み立てだが、ふとしたことから次期新商品の開発協力を依頼されたのがそもそもの発端。平成6年から基礎的な実験を行い、1年間かけて水中分解方式の可能性が実証された。
 しかし、翌7年1月の大震災の影響で、友人の会社が新商品の開発どころではなくなり、止むなく単独で開発を続行することになった。
 実験のために、毎日生ごみを集めなくてはならず、実験中に臭気が発生し、近隣から苦情がきたこともあった。また、実験装置の改良作業が頻繁に生じて、無為な時間が過ぎていった。そんな試行錯誤の中、収集した生ごみを水槽に投入した2、3日目に水量がかなり目減りしていることに気付き、水分を消す発想が生まれたのである。

生ごみ分解処理装置の特許のご紹介


特許第3297631号 生ごみ分解処理装置 について


 基本となるところは、分解槽低部より曝気する方式で、言わば基本形ともいえるやり方です。システムの特長は、残さ乾燥タンク(蒸発固形化槽)には乾燥用の送風空気を送りますが、このタンクではすでに微生物分解がほとんど終わっているために、酸素の消費が非常に少なくなっています。したがって、送風された空気は乾燥に使用され、湿度を増加させて分解槽に再曝気され、分解槽内の微生物に酸素を供給するようにしています。
 また、乾燥タンクの低部に取り付けられているヒーターからの熱量も、同時に回収されるようにしています。
 もう一点の特長は、分解槽内で過曝気による発泡現象が発生しますので、上部天上に気水分離と兼ねた消泡用の回転羽根装置を取り付けてあります。



特許第3297641号 厨芥処理装置及び方法 及び 
  特許第3490915号 水中分解方式の生ごみ処理装置 について


 このシステムは、水中曝気をしない方式で循環ポンプにより引き抜かれた分解水を、分解槽上部の空間に噴射し、送風された空気と接触させることにより酸素吸収をさせる方式です。
 熱回収の方法は同じ考えですが、脱臭用の活性炭を分解槽の低部に設け加熱することにより、湿度の低下を防止しています。



特許第3530791号 負圧式生ごみ処理装置 について


 このシステムは特許第2714622号を一部に組み入れた方式で、システム全体を負圧系統にしています。
 負圧系統にすることによって、発泡現象を抑制し、生ごみ投入時の臭気も外部に出さず処理を行います。
 また、このシステムの大きな特長は、循環ポンプを装備せず装置の負圧を利用したエアーリフトにより、それぞれ破砕ディスポーザーより分解槽へ、また、分解槽から乾燥タンクへ移送するようにしています。



特許第3682444号
水中分解型生ごみ処理システムにおける乾燥残さの自動取出し装置


 負圧系統の生ゴミ処理装置から乾燥残さを自動的に系外に取出すシステムを装備しています。

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